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グレコ(チューリッヒ):大手保険会社の間でM&Aの見通しは立っていない

チューリッヒ・グループの最高経営責任者(CEO、ゼネラリ元最高経営責任者)は、「英国のEU離脱後も依然として不確実性が多すぎる」として、欧州大手保険グループの議題から合併・買収の仮説を除外した。

グレコ(チューリッヒ):大手保険会社の間でM&Aの見通しは立っていない

シナリオ、特にBrexitの不確実性が多すぎるため、欧州の大手保険グループの間ではM&Aの見通しは立っていない。 チューリッヒグループCEOのマリオ・グレコ氏はこう分析する。 「今日、M&Aが保険グループの議題として優先されているかどうかはわかりません。 欧州には依然として不確実性が多すぎる。 シナリオは依然として不安定で、特に英国のEU離脱に関して多くのことを定義し、明確にする必要がある」と、スイス保険グループの上半期業績に関する報道陣との電話会議でこの件について質問され、同CEOは述べた。 

ジェネラリ監督を経て3月からチューリッヒの指揮を執っているグレコ氏は、「これが起こるまでは、欧州で有意義なM&Aへの意欲が高まるとは思えない」と付け加えた。

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