「危機が去ったと言える段階にはまだ至っていない」。 ドイツのアンゲラ・メルケル首相がこう述べた。 同氏はさらに、「各国は自国の幸福のために宿題をしなければならない」と付け加え、安定成長協定は「堅実な財政なくして持続可能な成長はあり得ないことからそう呼ばれている」と回想した。 メルケル首相はその後、BGA卸売貿易・外国貿易協会が主催するビジネスデーでベルリンで講演し、「勢力圏の時代に戻る」ことは誰も望んでいない、と語った。
「ロシアで今日のような紛争が起こるとは誰も予想していなかった」と付け加えた。 首相は、モスクワとの対話は引き続き開かれていると繰り返したが、「経済制裁は必要だった」とも付け加えた。